遺品整理のコツ
最終更新日:2021年1月10日
遺品整理のコツが知りたい方へ。
●遺品整理のやり方、コツとかあれば知りたい
●遺品整理をしているけど、うまく進まない
●簡単に完了出来る方法とかあれば知りたい
こんな事に興味をお持ちですか?
こちらのページでは『遺品整理のコツ』の事について着目しながら、当社の過去の実績と経験に基づき、私の独自の理論と答えで解説していきます。
このお役立ち情報を書いている私は遺品整理の経験約12年。
お片付けのオラフグループの経営者です。経験談と実績に基づき執筆していますので、少しはお役に立てる情報が書けるかと思います。
遺品整理で必要なコツは6つ
遺品整理を円滑に進めるにはコツがあります。理由は大半の人が初めての経験でどうしたらいいか分からないからです。迷った時の選択肢すら持たない方が多いのではないでしょうか?つまずきやすいポイントは大体共通しています。遺品整理のコツは主に以下の6つです。
これらのポイントでコツを知っておくことにより、円滑に遺品整理が勧められるでしょう。各項目について詳しくは以下で解説していきます。
自分でやるか、業者に頼むか
1番初めに決める事、それは遺品整理を『自分でやるか』『業者へ頼むか』です。
自分で遺品整理をする場合、沢山のやる事がありますのでコツやポイントを勉強しておく必要があります。
遺品整理業者へ作業を依頼するのであれば業者選びに気を付ければ後はお任せです。
難しい2択ですが、以下の要点を考えてみてどちらにするか考えてみましょう。
これらの要点を改めて確認し、自分でするか、業者へ頼むのか検討していきましょう。
業者選びにもコツがあります。知りたい方は以下の参考情報をご覧下さい。
とりあえずコツをみてから決めようかな、とゆう方は以下で自分で進めて行く際のコツを解説していきますので、それらを見てから決めるのも良いと思います。
完了期日を決める
遺品整理は『迷い』『つまずく』作業です。初めに完了する期日を決めましょう。
期日を決めず、なんとなく進めて行くのはあまり正直オススメしません。
いつまでも終わらなく、挫折して放置してしまう方が多いからです。初めこそ頻繁に頑張るのですが、迷ったり、つまずいたりが繰り返されていくうちに、段々と足が遠のいてしまいます。
近年放置された空き家問題などが多いのもその1つです。放置しても解決しない問題なので、完了期日は初めに決めましょう。
完了期日の目安
●戸建て 約3カ月
●マンション 約1カ月
●アパート 約1カ月
住居が賃貸の場合は家賃・光熱費に注意してください。数カ月放置すると中々の金額になります。
持ち家の場合は光熱費と固定資産税などのコストを把握しておきましょう。数カ月の期日が必要と思う場合には、遺品整理業者の利用を検討しましょう。
形見分け
形見分けは近い親族に同意・意思確認をとり、必ず完了しておく必要があります。
後々揉め事の火種となる事が多いのが形見分けです。
形見分けの定義は、故人を忘れず、しのぶ気持ちを持つために故人を思い出せる遺品を所持する事になりますが、実際の遺品整理の現場ではもう少し複雑になります。
使える物は何でも貰っていく、とゆう親族も良くお見かけします。自分だけの判断で進める前に、相続人全員と近い親族も含めて形見分けの話し合いをしておきましょう。
揉め事になる予感がする場合には、話し合いの事実を書面で残す事をお勧めします。
主な形見分け品
●仏壇 ●遺影 ●写真 ●アルバム ●人形 ●仏具 ●洋服 ●着物 ●眼鏡 ●アクセサリー ●代々継承品 ●裁縫道具 など
遺産・貴重品を探す
遺産・貴重品を探す事は必至事項で、相続に関わる可能性があるので注意が必要です。
遺産の把握は相続手続きに必ず必要です。貴重品の中でも高価な物は相続税加算の対象になります。
誰も知らなかった預金通帳が発見される、なんて事はザラにあります。『うちの親は貴金属は持ってないよ』とゆう自宅から沢山の貴金属が発見される事も普通にあります。
故人が忘れてしまっている事もある為、改めて遺産・貴重品の探索は必須事項です。
通帳や貴金属は比較的発見しやすい場所にある事が多い為、さほど問題ありません。少し探せば見つかります。
問題なのはへそくりです。
過去私の経験では、3件に1件は何かしらの現金の発見があります。約33%です。金額は最高で約三千万円です。間違って捨ててしまわない為にも、へそくりの確認も重ねてしておくことをお勧めします。
主なへそくりの隠し場所
●タンスの中 ●仏壇付近 ●神棚付近 ●絨毯の下 ●本の中 ●キッチン棚の中 ●金庫の下 ●押し入れすのこの下
売れる物を売る
リサイクルの意味も込めて、売却できる遺品は売りましょう。
自分でやっても、業者に頼んでも、遺品整理は無料でおこなう事は出来ません。
それなりにお金がかかります。加えて、葬儀費用や相続手続き費用もかかりますので何かと入用です。綺麗事は抜きにして、売れる遺品は売却し、費用の足しにしましょう。
遺品整理業者のほとんどは買取りも同時に行ってくれますので問題ありませんが、自分で進める場合には売れる遺品に注意してください。
思わぬ物に価値がついている可能性があります。どんな物が売れるか知りたい方は以下に参考情報を貼っておきますのでご覧下さい。
自分で遺品を売却する場合、色々な方法があります。早く売れて、高く売れて、楽な方法としては以下の様な方法があります。
遺品を売る方法
これらの中から、自分の条件にあった売り方を探して売却していきましょう。ヤフオク・メルカリに関しては、過去の落札相場が閲覧出来ますので売れるかどうかの判断基準にもなります。積極的に活用しましょう。
不用品を処分
必要な事を終えたら、残った不用な遺品を全て処分しましょう。
不用な遺品の処分、簡単そうに見えて実は1番大変です。とにかくゴミ出しの種類分別と粗大ゴミや家電リサイクル、指定資源や危険物、ゴミ出し日程確認などなどやる事がてんこ盛りです。
1番挫折するポイントと言っても良いでしょう。ほとんどの人が『これってどうしたらいい?』とゆう事を1日中繰り返し、思うように進まない日々が続き、途中で諦めてしまいます。
そうならない為にも事前にしっかりと確認・準備・段取りをしておきましょう。ゴミ出しのコツとして、以下に大まかなゴミの種類と対処方法を紹介します。
ゴミ出しの種類と方法
燃えるゴミです。地域により指定のゴミ袋がある場合がありますので注意しましょう。
不燃ゴミ全般です。主にお皿や金属系の物で粗大ゴミに当てはまらない物が対象です。指定ゴミ袋に注意。
電池・ライター・花火・スプレー缶・蛍光灯など市区町村により指定が違います。要確認です。
洋服・雑誌・新聞紙・段ボールなどが多いと思います。資源回収の日を確認しましょう。
ペットボトル・プラスチック容器や器など市区町村でリサイクル指定されている物はルールを守って捨てましょう。
地区によりルールが違います。主に1辺が50センチを超える物が多いです。
冷蔵庫・テレビ・洗濯機・エアコン・乾燥機など。当てはまるリサイクル券を購入し、市指定の業者へ収集依頼をします。運搬費は別でかかります。
おおまかにこんな感じです。注意事項としては、市区町村ごとにルールが違います。
もう1つの注意点は市で受け入れしない物を設定している事です。それらの詳細は各市区町村のホームページで確認する事が出来ますので、予め見て準備をしておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
業界にそれなりの規模で長くいると良い所も悪い所もたくさん見えてきます。
近しい人との別れ、そんな大変な時にこの記事を読んで参考にして頂ければと思い執筆いたしました。ご活用頂けますと幸いです。